（※この記事は2017年2月のものです。ブログ移行に伴い記事を再掲載しています）

普段飲みのお茶ですので、厳密なお作法があるわけでも

薬ではないので、正しい飲み方があるわけでもないのですが

美味しくなる淹れ方というのは、あります。

まず、どのお茶でもそうですが、量は重要です。入れすぎると濃くなって苦くなったり、渋くなったりします。

ハーブティーの場合は、ティーカップ一杯につき、3～5gが目安です。

緑茶や紅茶のような形状の葉ものは、大体ティースプーン山盛り一杯くらい。

お花系は軽いので二杯くらい。実や根は重いので山盛りではない一杯くらいが目安です。

次に重要なのが時間。これも、長く抽出しすぎると苦くなったり、渋くなったりしてしまいます。

ブレンドする場合は、お湯を入れる前にかるくかき混ぜてハーブをミックスします。

そして、熱いお湯をゆっくりと注ぎ、3分そのまま抽出します。

実や根など堅いハーブは砕いて入れると良いですが、砕くのが面倒な場合は5分くらい抽出します。

あとは、残さずに注ぎきること。

水出しも可能ですが、抽出時間も長くかかるし、雑菌も増えやすいので、アイスで飲む場合は、私は濃く抽出して氷で薄めて飲みます。

ハーブティーは（他のお茶もそうですが）

体内に入れてから有効成分をじわじわととりいれ、約6時間ほどで体外に排出されてしまうので、

一度にたくさん飲むよりも、朝昼晩に分けて一杯ずつ飲む方がおすすめです。

（私はダラダラとずっと飲み続けている事が多いですが＾＾；）

また、ハーブの独特な味や香りが苦手な方や、お子さまには

砂糖やはちみつをいれてみたり（1才未満の場合ははちみつはNGです）

オレンジジュースやリンゴジュースと割って飲むのも良いです。

また、緑茶や紅茶と半々にしてミックスして飲むのも良いと思いますが

タンニンが鉄の吸収を妨げるので、鉄分豊富なネトルとの組み合わせは

やめたほうが無難です。